昨日から開催している田川誠 作品展「ハンセン」に、本日もたくさんの方がご来場くださっています。
誠にありがとうございます。
会場となる静岡県沼津市の千本プラザには、明石海人の常設コーナーがあります。
明石海人は、戦前に25万部のベストセラーとなった「白描」を発表した歌人です。
彼は、沼津市に生まれ育ち、教職についていましたが、26歳の時にハンセン病を発病してしまいます。
妻や子と別れ、岡山県にあるハンセン病療養所の長島愛生園に入所し、その後、病状が悪化する中に短歌を勉強し、「白描」を発表した昭和14年に、37歳という若さでこの世を去りました。
現在、千本プラザに隣接する千本公園には、明石海人の歌碑が、明石海人顕彰会により建立されています。
昨日、展覧会にご来場くださった方から、明石海人のことを教えていただくまでは、同じ会場にそのような常設コーナーがあること、ましてや明石海人の存在すら知りませんでした。
海人のコーナーに足を運ぶと、国立ハンセン病資料館の「資料館だより」も置かれてあり、そこにはなんと!!資料館において開催した展覧会「ハンセン病×ファッション×アート展」について掲載されていたのです!!
※ハンセン病✕ファッション✕アート展については、昨年11月の投稿をご覧ください。
不思議としか言いようのない巡り合わせに、ただただ感謝するとともに、これからもしっかりと取り組んでいこうという決意を新たにいたしました。
6月18日(日)まで開催している田川誠 作品展「ハンセン」。
多くの方のご来場をお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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田川誠 作品展「ハンセン」
日時:2017年6月11日(日)~2017年6月18日(日)
9:00~21:00
※初日は12時から、最終日は18時まで
会場:千本プラザ 1階ギャラリー
静岡県沼津市本字千本1910-206
http://senbon-plaza.sakura.ne.jp
※駐車券の受付提示で2時間無料
東京コレクション(tenbo2017春夏コレクション):
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