
サン・テグジュペリの『星の王子様』に、「大切なものは目に見えない」という一説があります。
一見シンプルのようでいて、とても難しい言葉……。
大好きな人を想う気持ちであったり、夢であったり、真実(ほんとうのこと)であったり、「大切なもの」は、人それぞれですよね。
表面的なものではなく、その奥深くにあるものを、心で見ていく大事さを教えてくれているような気がします。
田川は、「目に見えない大切なもの」を、アートをとおして伝え、つないでいきたい……という思いで活動しています。
中でも、ハンドスタンプアートプロジェクトとの出会いは、田川にとって大きな転機の1つとなりました。
病気や障がいを抱える子どもたちを応援するプロジェクトとして、手形を集めているこのプロジェクト。
2017年11月には、同プロジェクト第1弾のアート展として、「じんけんのもり」展を共催させていただきました。
そんな田川の取り組みをご覧になった方々の中からも、自発的に手形を集め始められた方々がいらっしゃいます。
そのお1人として、赤澤佳子さんがいらっしゃいます。
赤澤さんは、書道の師範として活躍されていて、静岡県富士市内の障害者施設、児童養護施設、高齢者施設などを訪問され、創作活動をとおして交流をはかる書道ボランティアを続けてこられました。
そして、ボランティア活動をされる中で、何かをはじめたいと思っている人や団体が多くいることを知り、そうした方々をサポートするため、有志の方々と市民団体「Fujiことはじめ」を立ち上げられたのです。
https://www.facebook.com/fujidehajimeru/
「Fujiことはじめ」の中には、「SASAERU(ささえる)」という福祉部門があります。
この部門では、地域の福祉課題をみんなで考え、支え合えるまちづくりを目標とし、まち交流フォーラムや芋煮会などのイベントを開催したり、市や市社協主催のイベントに出展したりして、地域交流の場を積極的に設ける活動をしています。
赤澤さんをはじめ、SASAERUの皆様は、ハンドスタンプアートプロジェクトの主旨に賛同し、手形を集めることを今年の活動の柱に据えてくださいました。
その活動は、実にパワフルです。
富士市長の小長井義正様、衆議院議員の細野豪志様をはじめ、既に、数百枚の手形を集められています。
今後も様々なイベントで手形を集められるとのことで、とても楽しみです。
目に見えない大切なもの……。
これからも、多くの方にお伝えし、つないでいけるよう、取り組んでいきたいと思います。
(Peter and Joseph 深澤慎也)
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